米大リーグ・ブルワーズに今季加入した青木宣親外野手(30)の米国内での評価が急上昇。ヤクルト時代に打撃コーチとして指導にあたった本紙評論家、杉村繁氏も「これならメジャーでもやっていける」と一安心だ。
前日11日のカブス戦に「1番・左翼」でメジャー初スタメン。3打数1安打、1四球と存在感を示し、現地メディアからは安打よりも、打席での驚異的な粘りをこぞって絶賛された。
「ファウルで粘り続ける特殊能力は、春季キャンプから明らかになっていた」(地元紙ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル)
「2−1の勝利に、ひそかに重要な役割を果たした。他球団にとって青木はやっかいな存在になりそうだ。相手先発に3打席で23球を投げさせ、7回で100球越えに追い込み、勝ち越し2ランを呼びこんだ」(MLB公式ホームページ)
相手先発は4年連続2ケタ勝利を挙げ、今季の開幕投手も務めた右腕デンプスター。青木は四球後の第2打席で10球目で左飛も「コーチにヒットと同じといわれた。凡退したけど、うれしい」。第3打席はフルカウントから、内角の変化球を右前に運んだ。
教え子のプレーをテレビで見守った杉村氏は「粘りは青木の真骨頂。落ち着いていたし、すごく目立っていた。ファウルを打つのも技術。球数を多くさせた上に、塁に出れば足もあるから、牽制球も投げさせた」と評価。「去年不調だったのは、二ゴロの多さでわかるように引っ張りにいっていたから。センター中心で内角は引っ張る、広角な打撃ができている」と打撃内容にも合格点を出した。
打撃が精彩を欠いたキャンプ中から、青木の「三振しない能力」に着目していたレネキー監督も「いい仕事をしてくれた。年間を通してやってくれそう」と満足げだった。
前日の先発起用は、あくまで主力の休養を受けたもの。12日は8回から右翼守備についた。9回2死で打席が回り、相手先発ガーザに対しフルカウントまで粘って投ゴロも、ガーザが一塁へ悪送球し、スタンドに投げ込む失策で二塁へ。完封目前のガーザをマウンドから引きずり落とした。後続が倒れて、チームは0−8で敗れたが、青木が少ないチャンスでこの日も存在感を見せつけた。定位置獲りへの視界は開けてきている。
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ブルワーズ青木“株”急騰中!驚異の粘りは超メジャー級
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